B フレンズ

穂の国東三河を中心に、三遠南信の歴史と謎、エネルギーを探求しています。ブログタイトル改めました。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. 民俗学
  2. cm: 0
  3. [ edit ]

一年神主

政治絡みの話にはあまり触れたくはない私たちなのですが、といいつつも、政治的な思想は皆無な私たちなので、政治絡みの話をまじめに語れるわけではなく、いつもの切り口で、政治家と神様話を絡めてみました。

さあ、ついに小沢一郎が民主党を離党することになりました。民主党も分裂して、過半数を割るかもしれない危機が迫っていますね。野田総理は今後どうするのでしょうか。

野田総理といえば、2011年8月30日に第95代内閣総理大臣に指名されました。総理大臣になってから、まだ、一年経ってないんですね。

選挙も近いとかささやかれるし、民主党の命運もどうなるのかなといった感じですが、野田総理も一年持たずに、それとも一年くらいで終わるのでしょうか?

そういえば、野田総理といえば、総理に就任して間もない頃、目を怪我して眼帯をしていたことがありましたよね。夜中にぶつけたとか言われていましたが、何だか印象に残る姿でした。

F2012011713321600763.jpg


「眼帯=一つ目」で思い出したのが、諸星大二郎という漫画家の「詔命(しょうめい)」という作品で、久しぶりに読み返してみました。

この漫画のあらすじは・・・、

都内の地震研究所に勤める公務員、贄田(にえだ)くん。彼は、ある日、辞令を受け、地震予防課という部署に配置変えとなる。新しい職場の地震予防課では、単調な書類作りが仕事で、遅刻をしても誰にも注意されない。驚くことに、経理の間違いじゃないかというくらいの給料も支給された・・・。

仕事は楽だし、高給だし、いいことばかりの毎日なんだけど、配置転換の日に傷めた目が痛くて治らず、ずっと眼帯をつけている。眼科で見てもらったら角膜に傷があるといわれたけど、思い当たることがない。

そんな日々の中、職場の書庫で、ある書類を見つけた。それは古文書のようなもので、生贄の伝説が記されていた。

そして、ある日、贄田くんは都庁へと呼び出される。待たされている間に出されたお茶を飲むと、意識を失い、気が付くと、都庁の地下にある聖所で縛り付けられたいた。そう、贄田くんは、何百年も前から行われていた武蔵の国を守るために神にささげる生贄として、身を捧げることになっていたのであった・・・。

「代々、武蔵の国を守ってきた神官たちの仕事は、東京都職員が継がずして誰が継ぐ?公務員は都民の礎です。やはりそうあってほしいものです・・・」と優しい表情で諭すように都知事が言う(この都知事のイメージはかつての美濃部都知事だと思われます)。

こうして巨大地震から守られている首都東京なのであった・・・。


諸星大二郎は、この作品の中で、柳田國男の「一つ目小僧 その他」を参考にしていて、その文献には、

「祭りの日に選ばれて神主となる者が、特にそのために片目を傷つけられる定めであった・・・」

「神主すなわち神の依坐(よりまし)となる重い職分は、頭屋(とうや)ともいい、あるいは一年神主とも唱えて・・・」

「ずっと昔の大昔には、祭りのたびごとに一人ずつの神主を殺す風習があって、その用にあてられるべき神主は、前年度の祭りの時から、籤(クジ)または神託によって定まっており、これを常の人と弁別せしむるために、片目だけを傷つけておいたのではないか。この神聖なる役目を務める人には、ある限りの款待と尊敬をつくし・・・」


と記されています。

つまり、生贄とは、活かせておく神への捧げものであって、神様用に一年または数年、その日のために、一般人とは違う待遇を与えて、隔離、区別しておく。もし、逃げた場合でも、すぐ見つけられるように、片目あるいは片足にしておくものだということです。

さて、総理に就任してまもなく、眼帯姿になっていた野田総理。諸星大二郎の話は、巨大地震から東京都を守る話だったけど、こんな話を読んでしまうと、何だかこの人も生贄に見えてくるし、一年くらいでポシャりそうな気配もあるので、まさしく一年神主にも思えてきます。ゾゾッ

余談ですが、諸星大二郎は、柳田國男を相当参考にしているようで、かつて、BSマンガ夜話で、漫画家のいしかわじゅんが、「手塚治虫の葬儀の時に、諸星大二郎とタクシーに乗り合わせたんだけど、お互いあまり面識がなかったので、雰囲気が固くて。その時、諸星大二郎は柳田國男の文庫を読みふけっていてサ。凄いなぁ、他の漫画家とは違うなぁと思ったんだよ」と話していました。


61i75VOLq4L.jpg
<この中に詔命が収録されています。>

もうひとつ、民主党といえば、かつてこんな話がありました。

民主党が政権を獲った翌年の2010年春の雑誌に、

2009年8月30日の衆議院総選挙で、日本で初めての本格的政権交代が行われた。だが、その直前、民主党新政権の最高権力者となる人物が、日本の神に祈願していた事実は、今でもほとんど知られていない・・・。

といった内容で始まる記事がありました。

2009年4月、南朝天皇の宮があった奈良県吉野町吉野山の吉水神社に、一人の政治家が姿を現した。その政治家というのが、鳩山由紀夫で、「政権交代のために、勝手神社(かちてじんじゃ)で祈願してほしい」という用件だったそうです。

勝手神社というのは、西暦672年の壬申の乱で、大海人皇子(天武天皇)が、大友皇子(天智天皇の子)に対抗し、兵をあげ、戦勝祈願をした場所で知られています。大海人皇子が勝手神社で戦勝祈願をすると、背後の袖振山から五色の雲と共に天女が現れ舞を踊り、その後に、大海人皇子が見事勝利したという縁起もよく知られるところです。

ところが、勝手神社は、平成13年に不審火で焼失してしまったので、祈願してもうまくいかないと宮司さん(吉水神社の宮司さんが兼任)が説明したのですが、鳩山は、どうしても勝手神社で、「勝運祈願。民主党が政権を獲れるように祈願したい」と聞かないので、渋々引き受けたそうです。

さて、祈願の参拝当日の朝。宮司さんは、勝手神社の境内を朝から掃除をし、その後、顔がザラッとするので、いつものように愛用の髭剃りで髭を剃ったんですが、突然左の頬を切ってしまったと。吹き出した血は、押さえても、冷やしてもなかなか止まらず、結局、バンドエイドを貼り、頬を布で押さえながら勝手神社で祝詞を上げたということです。

出血は、神道では一番忌み嫌われること。そんなことが鳩山の参拝時に起きてしまったのです。

宮司さんは、神が忌み嫌ったんじゃないか。何かの予兆だったのではないかと思えてくると・・・。

そして、祈願後に、不審火で社殿が焼けてしまった勝手神社なので、宮司さんが冗談半分で「政権交代したら、再建に協賛してくださいよ」とお願いしたら、鳩山は「分かりました。それくらいはやらせて下さい」と語ったらしいですが、2010年春の段階では、鳩山由紀夫からの寄付はないとのこと。

その後、この祈願の甲斐あってか、政権交代が実現し、鳩山は首相となったわけですが、将来的に一国の総理になる可能性があるかもしれない鳩山が参拝するのだったら、真っ先に「日本国家の安寧と繁栄」を祈るべきだったのですが、残念ながら、宮司さんの目には、「政権交代」と「権力欲のためだけの勝利祈願」としか映らなかったようです。

とまあ、民主党の政権交代の裏にはこんなお話があったそうな。

単に自民党から政権を奪うために、神様を利用しただけですね。神社の名が現わすように「勝手」になりたいということが目的だったようです。その後、国家安寧を願うような祈願をしたのでしょうか?

おまけに、社殿の再建の約束も、口先だけで果たしてないみたいだし。ここでもマニフェスト違反ぢゃのう

この記事には、小沢一郎が妙見信仰をやっているという話も載っていました。吉水神社に祈願にいったメンバーには、自民党に怨念を抱く政治家として、野田佳彦の名もありました。

政治家って、結構裏では、神仏に祈願したりしてるんですね。吉水神社に祀られている後醍醐天皇も、ダキニ真天の呪詛をよく使っていたという話なので、時の権力者というものは呪詛合戦が結構好きなのかもしれない・・・、と思えてしまふ





スポンサーサイト
テーマ : スピリチュアル    ジャンル : 心と身体


NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY

about us

ドグオ&cobumelo

ドグオ&cobumelo
本日は「B フレンズ」ブログに、ようこそいらっしゃいました(^^)

穂の国東三河~三遠南信地域を中心に、歴史や信仰、伝説の謎などの探求しています。そして時々エネルギー研鑽も♪

2017.9.19ブログタイトルを改めました。

タグリスト

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。